カテゴリー別アーカイブ: 電動バイクとは?

電動バイクの仕組み [カスタム編]

電動バイクとは?

 

バッテリーを長持ちさせるカスタム


電動バイクにとって、バッテリーは命です。ですからできるだけバッテリーを効率よく使い、また寿命を延ばしてやるというのが、電動バイクにとって重要なカスタムと言えるでしょう。

電動バイクのバッテリーの大半が鉛バッテリーを採用していますが、実はこの鉛バッテリー自体の寿命は非常に長く、10年ともいわれているのです。しかし実際には普通のバッテリーでも3年、電動バイクの場合には2年程度で寿命を迎えてしまいます。その原因の約90%が、サルフェーションという現象です。
 

サルフェーションというのは簡単にいうと、バッテリー電解液の成分が結晶化して、バッテリー電極に付着する現象です。この白い結晶は絶縁体なので、電極の効率をどんどん低下させていき、バッテリーから電気を取り出せなくなってしまうわけです。

これを防ぐのがデサルフェーターという装置で、パルスを電極に流すことでその衝撃により電極に付着した結晶を剥離させ、さらに分解してバッテリー電解液に戻してバッテリー比重を回復させるという効果を発揮します。

12Vのバイクや自動車用のデサルフェーターは比較的ポピュラーなパーツですが、高圧な電動バイクに対応する商品があまりなく、電動ゴルフカートや電動フォークリフト用の高額(6~10万)なものしかありませんでした。しかし電動バイクの普及につれて安価な製品が登場してきていますので、バッテリーの延命という意味では非常に高価のあるカスタムになるはずです。

消費電力を抑えるカスタム

エンジンバイクのガソリンタンクに当たる部分が、電動バイクのバッテリーです。このバッテリーの容量が大きければ大きいほど、バイクの航続距離が長くなります。電動バイクは、バッテリーに蓄えられた電気だけがエネルギー源です。そのため電力の無駄を省くだけで、1充電での走行距離を伸ばすことができます。

考え方は家庭の節電と同じで、補器類の消費電力をできるだけ低いものに交換するという方法です。例えば電球。電動バイクには様々な電球が使われていますが、ほとんどがフィラメント球です。これをLED球に交換することで、消費電力を大幅に引き下げることができます。


電球の種類を考えてみると、ヘッドライト、ブレーキ&テールランプ、ウインカー、メーター照明球などがあります。バルブ口金の規格さえ合えば、市販のLED球が使えるので手軽です。注意する点としてはウインカーはW数が変化すると点滅速度が変わってしまうので、ウインカーリレーをICリレーに交換する必要があります。

またブレーキ&テールランプは、テールランプがナンバー灯を兼ねているものは専用のバルブが必要になります。これらをLED化することで、消費電力を1/7程度に節電することができます。ヘッドライトの場合にはいくつかの方法がありますが、消費電力の少ない高効率バルブを探す方法。HIDランプに交換する方法。LEDバルブに交換する方法などがあります。

ただし、現在のところ電動バイク用としてはこれらのパーツがあまり流通していないので、自分でカスタム装着するスキルが必要になります。

通電効率を高めるカスタム

電動バイクにはコネクターやソケット、バッテリーターミナルなどを含め、様々な電気接点がありますが、こういった部分は酸化劣化し電気抵抗が徐々に増加してしまいます。そのため電気接点などを電気接点復活剤などで洗浄してやると、劣化による低下をある程度復活させて電気ロスを減らします。

さらに銀などの電気抵抗の少ない金属粉末を含有した、電気接点向上剤などを塗ることによって、新品時以上の低抵抗を与えることが可能になります。こういった電気ロスを軽減することで、節電効果だけではなく出力の向上も期待できるのです。

さらに工作が必要になってしまいますが、主要な電気配線をより抵抗の少ない線に置き換えるという方法もあります。一般的な配線はタフピッチ銅などが使われていますが、これをオーディオなどで使われている無酸素銅の線に交換してやることで、配線の電気抵抗を下げることができ、電気ロスを軽減できます。
 


また直流は配線の表面積に反比例して抵抗値が下がるので、線径を太いものにしてやるとより効果的になります。特にバッテリーの連結部分、バッテリーからコントローラーへの配線、可能ならばコントローラーからモーターへの配線など、大きな電流の流れる部分に使うと電気効率を上げることができます。

高コストになってしまいますすがバッテリーをアップグレードしたり、モーターやコントローラーを高出力の物にコンバージョンしたりと、もっとレベルの高いカスタムは山ほど存在します。また性能だけでなく、実用性を求めたカスタムなど、電動バイクとはいえ普通のバイクと同様にカスタムの楽しみは存在します。ぜひ電動バイクの単なる省エネの手段と考えず、愛車として楽しんでみて下さい。

文/おまかせ牧田

取材協力
Yadea整備・補修

日本総代理店正規輸入ディーラー

「Yadea-Japan」

〒130-0002東京都墨田区業平1-5-13Granstates201/101

TEL:03-5819-5521
FAX:03-5819-5522
Mail:info@yadea-jp.com
HP:www.yadea-jp.com

営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜/日曜日

<Yadea社とは>
2010年Yadeaは中国国内販売数163万台にて第一位を達成。名実ともに「電動バイクTopメーカー」となりました。Yadeaは近代的な大型生産工場を4拠点有し、年間生産能力は500万台に及びます。電動バイクはもとより、電動自転車・4輪車・3輪車の生産も盛んに行われています。次世代バッテリーやモーターの先行開発や環境対応商品の開発も精力的に行われています。品質管理は厳格で商品の安全性や信頼性を高めています。また、法令遵守においても極めて高い自社基準を有し、国内モデル・輸出モデルともに安心してご使用いただけます。Yadeaのモットーは「安心と安全と信頼。常にお客様にとって幸福感を得られる製品作り」なのです。 

 

<Yadea-Japanの電動バイク>
Yadea社の電動バイクは100を超えるラインナップがありますが、Yadea-Japanが扱う車両は、企画・開発から独自に携わり、最良の商品を目指しています。走行テストや製品の評価にはプロライダーの佐川健太郎氏を起用。技術顧問には、二輪業界で幅広く活躍している牧田哲朗氏を起用しYadea技術開発部と深く連携を取っています。Yadeaは日本市場はもとより、世界でナンバーワンとなるために製品開発に注力していきます。もちろん、Yadea-Japanが扱う商品には保証が付加されます。製品についてのご意見もダイレクトに本社に反映されます。部品等の補修パーツや、各種純正オプションパーツはYadea-Japanが管理致します。ご安心してお使いになれるよう、体制を整えて参ります。

カテゴリー: 電動バイクとは? | コメントをどうぞ

電動バイクの仕組み [バッテリー編]

電動バイクとは?

バッテリーは電動バイクのガソリンタンク

エンジンバイクのガソリンタンクに当たる部分が、電動バイクのバッテリーです。このバッテリーの容量が大きければ大きいほど、バイクの航続距離が長くなります。
 
しかし、ガソリンタンクのように、減ったらガソリンスタンドで簡単に給油・・・というわけにはいきません。バッテリーには充電時間が必要になるのです。それならば容量の大きなバッテリーを搭載すればいいと考える人もいるでしょう。ところが容量の大きなバッテリーを搭載すれば、当然スペースも必要になるだけではなく、重量も重くなりコストも高なってしまうのです。
 
電気自動車の普及の足かせになっているのもこの部分で、航続距離を伸ばしたい→バッテリー容量の増大→コスト、重量増、充電時間の問題・・・というループに陥ってしまいます。
 
しかし電動バイク、特に電動スクーターの場合には、シティコミューターとして捉えれば1充電で走れる距離はそれほど必要ではありません。つまり電気自動車の足かせになっている部分が、それほど重要ではなくなってきます。 
つまり現在のEVの技術で考えるなら、電気自動車よりも電動バイクは一番現実的なEVといえるでしょう。

なぜ電動バイクは12Vじゃないのか

車やバイクに使用される電装機器の電圧は12Vが一般的です。しかし電動バイクに使われるバッテリーは48Vや60Vと高圧です。そのため12Vバッテリーを直接に繋いで、48Vや60Vの電源としているものがほとんどです。黎明期には12Vそのままや24Vもありましたが、徐々に36Vなどと高圧になり、現在の状態になっています。
 
電気はその特性から仕事量が同じ場合、電圧が低いと大きな電流が必要になり、電圧が高いと小さな電流で済みます。つまり高圧の方が効率がよく、コントロールする電流も少ないので、配線も細くすることができるのです。 
ただし灯火類などの電装品は、一般的なバイクの物を使っているため、コントローラーに内蔵または接続されたコンバーターで、12Vに降圧して電力が供給されています。 

ちなみに電気の送電線も高圧で送電しています。これも長距離送電での電力ドロップを防ぐ意味もありますが、送電線自体を細くする(軽くできる)ためでもあるわけです。

バッテリーは鉛かリチウムイオンの2種類

電動バイクに搭載されているバッテリーには、大きくわけて鉛バッテリーとリチウムイオンバッテリーの2種類があります(シリコンバッテリーといわれる物は基本的に鉛バッテリーと同じ)。 

鉛バッテリーは電極に鉛を使った最も一般的なバッテリーで、バイクや自動車など数多く使われているものです。一番のメリットは安価ということです。 

これに対してリチウムイオンバッテリーは、エネルギー密度が8倍ほど高く、小さなサイズで大きな容量を持っています。つまり同じ容量比でいうなら軽くでき、同じサイズであればより大きな容量を持たせることができ、1回の充電で走れる距離が伸びます。

 
そんなEVにはぴったりの性能を持つリチウムイオン電池ですが、唯一のネックは高いということです。 

単純にレアメタルを使っている部分もありますが、電圧や温度などを各セルごとにしっかり管理してやる必要があり、そのためBMS(バッテリー・マネージメント・システム)という装置が組み込まれ、実際には過充電を防ぐ、過放電を防ぐ、過電流を防ぐ、セルの温度上昇を管理する、セル電圧の均等化、といった仕事をしています。それがさらにコスト高の理由にもなっています。 

ただしこのBMSで管理されているので、充電時間の自由度も高く、鉛バッテリーよりも短時間で充電することも可能になるという実用性の高さも魅力です。

電動バイクのバッテリーは最大の消耗品

エンジンが無くメンテナンスコストの掛からない電動バイクですが、寿命があるバッテリーは確実に消耗部品といえます。 
バッテリーは一般的に過充電か過放電することで寿命を短くすると言われていますが、電動バイクのようにフル充電の状態から、一定の電圧まで放電させるような使い方は、エンジンで充電しながら使っているエンジンバイクのバッテリーより、厳しい条件での使用となります。鉛バッテリーの場合、このサイクル充電寿命は500回程度と言われていますが、実際には200~400回程度を考えておくといいでしょう。 

この寿命というのは使い方次第でかなり幅が広くなります。ですからバッテリーの特性を理解した使い方をすることで、寿命を延ばし交換出費を抑えることも可能になります。 
 
まず鉛バッテリーの場合には、フル充電の状態が一番保管劣化が低くなるので、乗り終わったらフル充電。しばらく乗らない状態でも1週間に1回は充電しておきましょう。 
逆にリチウムイオンバッテリーの場合には、半容量程度の状態が一番劣化が低いと言われていますから、乗る前にフル充電をするようにし、しばらく乗らないようならメーター半分ぐらいの状態を維持するような継ぎ足し充電をしておきましょう。

 
さて、電動バイクの基本的な部分はこの程度にしておき、次回はより電動バイクを快適にするためのカスタム編です。

文/おまかせ牧田

取材協力
Yadea整備・補修

日本総代理店正規輸入ディーラー 

「Yadea-Japan」

〒130-0002東京都墨田区業平1-5-13Granstates201/101

TEL:03-5819-5521
FAX:03-5819-5522
Mail:info@yadea-jp.com
HP:www.yadea-jp.com

営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜/日曜日

<Yadea社とは>
2010年Yadeaは中国国内販売数163万台にて第一位を達成。名実ともに「電動バイクTopメーカー」となりました。Yadeaは近代的な大型生産工場を4拠点有し、年間生産能力は500万台に及びます。電動バイクはもとより、電動自転車・4輪車・3輪車の生産も盛んに行われています。次世代バッテリーやモーターの先行開発や環境対応商品の開発も精力的に行われています。品質管理は厳格で商品の安全性や信頼性を高めています。また、法令遵守においても極めて高い自社基準を有し、国内モデル・輸出モデルともに安心してご使用いただけます。Yadeaのモットーは「安心と安全と信頼。常にお客様にとって幸福感を得られる製品作り」なのです。 

 

<Yadea-Japanの電動バイク>
Yadea社の電動バイクは100を超えるラインナップがありますが、Yadea-Japanが扱う車両は、企画・開発から独自に携わり、最良の商品を目指しています。走行テストや製品の評価にはプロライダーの佐川健太郎氏を起用。技術顧問には、二輪業界で幅広く活躍している牧田哲朗氏を起用しYadea技術開発部と深く連携を取っています。Yadeaは日本市場はもとより、世界でナンバーワンとなるために製品開発に注力していきます。もちろん、Yadea-Japanが扱う商品には保証が付加されます。製品についてのご意見もダイレクトに本社に反映されます。部品等の補修パーツや、各種純正オプションパーツはYadea-Japanが管理致します。ご安心してお使いになれるよう、体制を整えて参ります。

カテゴリー: 電動バイクとは? | コメントをどうぞ

電動バイクの仕組み [モーター編]

電動バイクとは?

エンジンの役割をするのがモーター

電動バイクでエンジンの役割をするのがモーターです。一般的な電動バイクに使われているモーターは直流で、理科の実験に出てきたモーターや模型に使われているモーターをイメージしてもらってもかまいません。
 
ただしこれらのモーターは回転するごとに極性を換えるためのブラシという接点が存在します。一般的な電動バイクに使われている直流モーターは、この極性変更を電気的に行うブラシレスモーターが主流になっています。
 
ブラシレスモーターは接触磨耗するブラシが無いだけ耐久性があるモーターですが、効率としてはブラシモーターの方が高く、耐久性よりも性能を重視する電動バイクレースでは、ブラシモーターが多く使われています。

モーターは低振動でスムーズ

エンジンとモーターの大きな違いは、ガソリンで動くか電気で動くかということなのですが、エンジンの場合には吸入・圧縮・爆発・排気という工程を経て回転する力を得ますが、モーターの場合にはそのまま回ります。
 
またエンジンはピストンの直線運動をクランクの回転運動に変換しているので、爆発やストロークによる振動が出ます。これに対してモーターは、完全な回転運動なので振動も無く非常にスムーズなのです。

乗り物に合った出力特性を持っている

では出力特性の違いを見てみましょう。エンジンの場合にはある程度回転が上がるまでトルクが出ません。そのためスタートする力が足りないので、減速が必要になってきます。 
カタログなどにある走行性能曲線を見ると分かりやすいのですが、各ギヤでの速度や回転のグラフがあると思います。このピークをつないでいったような出力曲線を、モーターは持っているのです。
 
スタート時から最大トルク近くが出るため力強く、あとは回転が上がっていくにしたがってトルクは低下していきます。これがモーターの場合、変速機がいらない大きな理由で、実はエンジンよりもバイクなど乗り物の動力に合った出力特性を持っているのです。

誤解されている電動バイクのパワー

「でも電動バイクって、エンジンバイクほど走らないじゃない」という人もいると思います。実はこの理由は、電動がエンジンより走らないのではなく、基準がまったく違うからなのです。
 
エンジンの場合にはボアとストロークで排気量を算出しているので、この排気量で法律的な線切りをしていますが、電動バイクの場合には、モーターの「定格出力」というもので線切りをしています。原付1種の場合は排気量50cc未満、電動の場合は定格出力600W以下と定められています。
 

 
単純に比較するならば、定格出力600Wというのは0.816psしかないのです。しかも定格出力とは一定の電圧の時の数値ですから、一番状態のいい走る前の満充電でこの数値以下ということになります。
 
これを知ってしまうと「その割には良く走るんじゃない?」と思うはずです。それがモーターの効率の良さと、乗り物に合ったトルク特性によるものなのです。

インホイールモーターは優れた形態

スクーターなどの電動バイクに使われるモーターは、多くがインホイールモーターと呼ばれる形態をしています。つまりホイール内蔵もしくは一体型のモーターです。
 
これは非常にスペース効率に優れたもので、動力を駆動するホイールで完結してしまう方法です。バッテリースペースを作るためにも、おそらくこの方法がベストと考えてもいいでしょう。
 
ですがホイールが、重くなってしまうのは事実です。しかしホイールの総重量は重くなっても、実際の回転部分はアウターと磁石だけなので、回転に対してはそう重くなりません
 
またバネ下重量は確かに重くなるため、路面の突き上げ感を感じる場合があるかもしれませんが、一般的なスクーターの場合には、エンジン・マフラー・駆動ユニットのスイングする部分もバネ下重量に含まれるため、しっかりとサスセッティングされている電動バイクでは、普通のエンジンスクーターと大差ありません。

モーターを制御するのがコントローラー

エンジンの場合にはキャブレターの開閉やFIの場合にはスロットルの開閉によって、吸気を制御することでエンジンの回転をコントロールします。電動バイクの場合には、この役割をコントローラーというユニットが行っています。
 
モーターの特性としては電流を多くするとトルクが出て、電圧を高くすると回転が上がります。コントローラーはこのモーターに掛かる電圧を制御することで、回転をコントロールしているのです。
 
電圧を調整するというとボリューム(可変抵抗)を連想するかもしれませんが、抵抗での電圧制御は余分な電圧を熱として捨ててしまうので非効率。そのため電動バイクではPWM制御という方法で、電圧をコントロールします。
 
これは簡単にいうと電圧を高速でオン・オフし、そのオン・オフの時間の差を変えることで電圧を変える方法です。これだと抵抗のように電気を捨てることがないので、非常に効率的なわけです。

 

次回は電動バイクの肝の部分でもある、バッテリーについて解説しましょう。

文/おまかせ牧田

取材協力
Yadea整備・補修

日本総代理店正規輸入ディーラー 

「Yadea-Japan」

〒130-0002東京都墨田区業平1-5-13Granstates201/101

TEL:03-5819-5521
FAX:03-5819-5522
Mail:info@yadea-jp.com
HP:www.yadea-jp.com

営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜/日曜日

<Yadea社とは>
2010年Yadeaは中国国内販売数163万台にて第一位を達成。名実ともに「電動バイクTopメーカー」となりました。Yadeaは近代的な大型生産工場を4拠点有し、年間生産能力は500万台に及びます。電動バイクはもとより、電動自転車・4輪車・3輪車の生産も盛んに行われています。次世代バッテリーやモーターの先行開発や環境対応商品の開発も精力的に行われています。品質管理は厳格で商品の安全性や信頼性を高めています。また、法令遵守においても極めて高い自社基準を有し、国内モデル・輸出モデルともに安心してご使用いただけます。Yadeaのモットーは「安心と安全と信頼。常にお客様にとって幸福感を得られる製品作り」なのです。 

 

<Yadea-Japanの電動バイク>
Yadea社の電動バイクは100を超えるラインナップがありますが、Yadea-Japanが扱う車両は、企画・開発から独自に携わり、最良の商品を目指しています。走行テストや製品の評価にはプロライダーの佐川健太郎氏を起用。技術顧問には、二輪業界で幅広く活躍している牧田哲朗氏を起用しYadea技術開発部と深く連携を取っています。Yadeaは日本市場はもとより、世界でナンバーワンとなるために製品開発に注力していきます。もちろん、Yadea-Japanが扱う商品には保証が付加されます。製品についてのご意見もダイレクトに本社に反映されます。部品等の補修パーツや、各種純正オプションパーツはYadea-Japanが管理致します。ご安心してお使いになれるよう、体制を整えて参ります。

カテゴリー: 電動バイクとは? | コメントをどうぞ

電動バイクの仕組み [基本編]

電動バイクとは?

ガソリンエンジンより飛躍的に高いエネルギー効率

長年に渡ってバイクに使われているガソリンエンジンですが、実はあまり効率のいいものではないのです。エネルギー効率としてはわずか20%強で、あとは熱や摩擦などの損失で消えています。

では、なんでそんなに非効率なものが主流なのかというと、それはエネルギー(この場合はガソリン)の貯蔵、補給のし易さでしょう。

昔はガソリンは安価な燃料でしたし、ガソリンタンクに簡単に蓄えられるし、無くなったらガソリンスタンドで簡単に給油できるという手軽さが、大きな利点として捉えられていたからと言えるでしょう。

では電動バイクのエンジンに当たるモーターはというと、実はガソリンエンジンとは比較にならないくらいエネルギー効率が良く、70%以上という効率を誇ります。このエネルギー効率の良さが「エコノミー」を生み出し、燃料を燃やさないという点が「エコロジー」という利点を生み出しているのです。

しかしエネルギーを蓄えたり補充するという手軽さという部分では、まだまだガソリンエンジンに分があるという事実もあります。

エンジンバイクと電動バイクの違いは何なの?

動力がガソリンエンジンであってもモーターであっても、バイクに必要な「走る・曲がる・止まる」という要求性能は同じです。そのため車体やサスペンション、ブレーキ、また灯火類などの構成パーツは基本的に大差ありません。

極端に言えば、動き出すまでガソリンエンジンなのか電動なのか分からないといってもいいでしょう。ではメカニズム的な違いはというと、エンジンの役割がモーター、ガソリンを蓄えるガソリンタンクの役割がバッテリー、出力をコントロールするキャブレター(FIの場合にはスロットルボディ)の役割がコントローラーという部品に置き換わっているに過ぎません。スクーター外装の電動バイクの場合では、マフラーが無いことや後輪がインホイールモーターになっていることぐらいが、見た目の大きな差と言っていいでしょう。

ちなみにエンジンの場合には排気量に当たる部分がモーターの定格出力、ガソリンタンク容量に当たる部分がバッテリー容量と考えて下さい。モーターの定格出力が大きいほど、エンジンの場合での排気量が多かったりパワーがある。バッテリー容量が大きいほど、航続走行距離が長くなります。

電動バイクの実際のメリットって何なの?

まず前記したエネルギー効率の良さ。さらに高騰するガソリン価格に対して安価な電気価格。世界でもトップクラスの高い日本の電気ですが、それでも1キロ当たりの走行単価となると、ガソリンの数倍経済的です。

またエンジンが無いわけですから、エンジン関連のサイクルメンテナンスが必要なく、トラブルの心配もありません。

例えばエンジンオイルを交換する必要もなく、エアクリーナーやスパークプラグのメンテナンスや交換も必要ありません。インホイールモーターの場合には変速駆動系システムも無いので、変速プーリーやウエイトローラー、変速ベルト、クラッチなどの消耗パーツの交換も必要ありません。

こういったエンジン関連に当たる部分の、点検・調整・交換にかかるランニングコストがかからないのが電動バイクのメリットですが、バッテリーに掛かる費用は逆に多くなります。エンジンバイクの場合もバッテリーは消耗品なのですが、放電と充電のディープサイクルを繰り返す電動バイクの場合には、寿命が短くなるのと容量が大きいため高くなってしまうわけです。

寿命は使い方によって大きな差がでますが、2年を目安と言われていますがメンテナンス次第では、この寿命をかなり延ばすこともできます。

最初に電動バイクの構造などを軽く紹介しましたが、次はモーターやコントローラーについて説明してみることにしましょう。

文/おまかせ牧田

取材協力
Yadea整備・補修

日本総代理店正規輸入ディーラー 

「Yadea-Japan」

〒130-0002東京都墨田区業平1-5-13Granstates201/101

TEL:03-5819-5521
FAX:03-5819-5522
Mail:info@yadea-jp.com
HP:www.yadea-jp.com

営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜/日曜日

<Yadea社とは>
2010年Yadeaは中国国内販売数163万台にて第一位を達成。名実ともに「電動バイクTopメーカー」となりました。Yadeaは近代的な大型生産工場を4拠点有し、年間生産能力は500万台に及びます。電動バイクはもとより、電動自転車・4輪車・3輪車の生産も盛んに行われています。次世代バッテリーやモーターの先行開発や環境対応商品の開発も精力的に行われています。品質管理は厳格で商品の安全性や信頼性を高めています。また、法令遵守においても極めて高い自社基準を有し、国内モデル・輸出モデルともに安心してご使用いただけます。Yadeaのモットーは「安心と安全と信頼。常にお客様にとって幸福感を得られる製品作り」なのです。 

 

<Yadea-Japanの電動バイク>
Yadea社の電動バイクは100を超えるラインナップがありますが、Yadea-Japanが扱う車両は、企画・開発から独自に携わり、最良の商品を目指しています。走行テストや製品の評価にはプロライダーの佐川健太郎氏を起用。技術顧問には、二輪業界で幅広く活躍している牧田哲朗氏を起用しYadea技術開発部と深く連携を取っています。Yadeaは日本市場はもとより、世界でナンバーワンとなるために製品開発に注力していきます。もちろん、Yadea-Japanが扱う商品には保証が付加されます。製品についてのご意見もダイレクトに本社に反映されます。部品等の補修パーツや、各種純正オプションパーツはYadea-Japanが管理致します。ご安心してお使いになれるよう、体制を整えて参ります。

カテゴリー: 電動バイクとは? | コメントをどうぞ

電動バイクの特徴

電動バイクとは?

 

電動バイクの特徴

”電動バイク”と聞くと、「構造が複雑そう・・・」と考えるのではないでしょうか。最近爆発的に普及し始めたトヨタの「プリウス」に代表される、ハイブリットカーなんかをイメージすると、とても複雑で難解な構造をしているんだろうと思ってしまいますよね。ですが、”電動バイク”の構造は実際は非常に単純だったりします。親しみのあるガソリンスクーターと比べると歴然です。また、電動バイクのメリットはメーカーの広告に書かれて知っていても、ガソリンバイクと比べてデメリットは無いの?と疑問に思われる方もいるはず。そんな読者のために、電動バイクの疑問を紐解いていきます!

電動バイクの構成部品

ウィンカーやホーンなどの補機類を除くと、電動バイクが走行するために必要な部品は、以下の3つの部品で構成されています。

・走行用モーター
・モーター制御用コントローラー
・バッテリー

これを見て、もしかしたら「あれっ?これってラジコンとほとんど同じ・・・」と思われた方もいるでしょう。そうです!装置そのものの大きさは違えど、ラジコンと同じような構成部品で電動バイクは走ります!一方、ガソリンスクーターですと、「エンジン本体」、「燃料噴射装置(FI)」、「ECU(コンピュータ)」、「点火装置」、「燃料タンク」、「各種センサー(吸気温、排気温等々・・・)」、「変速装置(CVT)」など、ざっと思いつくだけでもこれだけあります。電動バイクは複雑というイメージがありますが、実際はガソリンバイクよりも随分シンプルな構成であることがお分かりいただけると思います。


 

電動バイクとガソリンバイクの比較

電動バイクは、従来からあるガソリンバイクと比べると、色々と違った特徴を持っています。ガソリンバイクよりも良い面は沢山ありますが、現状の電動バイクですと、ガソリンバイクに劣る面も多く存在します。電動バイクを使用する上で、ガソリンバイクとの比較を簡単な表にしてみましたので、参考にしてみてください。


 
電動バイクの特徴

 

1)燃費
電動バイクは、同じ車両区分のガソリンバイクと比べると、大幅に燃費が良いという特徴があります。実際どれぐらい違いがあるのか見てみますと、電動バイクである ProzzaのEV-R55 は電気代1円あたり約3km走ることができます(電気料金を17.05円/1kwhとして算出)。対して、ガソリンバイクであるHONDAのスーパーカブは、ガソリン代1円あたり約0.8km走ることができます(ガソリン代は150円/lとして算出)。ガソリンバイクの中で素晴らしい燃費を誇るスーパーカブと比べても、電動バイクは同じコストで4倍近く走るわけです!原油価格が高騰している今こそ、燃費の良さというのは魅力的ですよね。ただ、電動バイクは充電を繰り返すうちにバッテリーが劣化してくるので、バッテリー交換が必要になります。週末に使用する程度なら気にしなくてもいいですが、毎日通勤で使用したりする場合はバッテリーの交換コストも考慮しなければなりません。


 
2)走行可能距離
現在市販されている電動バイクのほとんどはガソリンバイクに比べると走行可能距離が大幅に劣ります。また、ガソリンの給油と違って充電には時間がかかるため、通勤途中で継ぎ足し充電というのも現実的ではありません。電動バイクは、よく考えてから使う必要があると言えます。ただ、うまく使えば何の問題もないことがわかります。例えば、通勤で使う場合は目的地までの往復距離を把握して、走行可能距離に対して余裕を持った充電に関しては、帰宅したら充電器を繋ぐ事を習慣化してしまえば、朝出勤するときには満充電なわけです。


 
3)静粛性
ガソリンバイクは、常にエンジンの音がします。そのエンジンの音がバイクの魅力でもありますが、早朝や深夜の住宅街での走行など、気を使う場面があるのも事実です。一方、電動バイクはほとんど自転車と一緒と言っても良いくらい静粛性に優れています。若干モーターから音がするものの、走行中はロードノイズと風切り音がメインで、とっても静かです。これなら気兼ねなく住宅街を走ることができるので、ご近所様に迷惑を掛けずにすみます。


 
4)環境性能
ガソリンバイクと違い、電動バイクは走行中に排気ガスを一切出しません。環境性能が問われる昨今、電動バイクや電気自動車はクリーンでエコな乗り物と言えるのではないでしょうか。


 
5)登坂能力
電動バイクは、同じ車両区分のガソリンバイクと比較して、登坂能力が低いという特徴があります。理由は2つあり、元々ガソリンバイクに比べて出力が小さい事と(50ccのガソリンバイクなら4馬力程度はありますが、同じ車両区分の電動バイクは馬力換算すると1馬力にも満たない出力です)、ガソリンバイクにある変速機がないためです。坂道が多い地区にお住まいの方は、注意しなければなりません。



 
いかがでしょうか?電動バイクにはまだ課題もありますが、付き合い方次第で即あなたの生活に溶け込めるほど進化してきていると思います。今後も目が離せない電動バイクです!

 

カテゴリー: 電動バイクとは? | コメントをどうぞ

今なぜ電動バイクなの?

 

なぜ電動バイクなの?

最近、電動バイクが話題になっているが、そもそもどんな乗り物なのだろう。電動バイクが生まれた背景からその存在意義について考えてみたい。

 

20世紀初頭に欧米各国で一斉に実用化が進んだガソリンエンジンで走る2輪自動車は、その後約1世紀にわたり動力システムを大きく変えることなく進化してきた。特に20世紀後半は日本製バイクを中心とした排気量拡大によるパワー競争の時代だったと言ってもいい。それがここ数年来の世界的金融危機を発端とする燃料価格の高騰や、人々の環境問題への関心の高まりとともに、乗り物にもエコロジー的な発想が強く求められるようになってきた。

 

いち早く環境性能向上に取り組んだのは4輪メーカーである。プリウスに代表されるエコカーが世界的に売れている。これは「燃費の良さ」という経済性だけの側面で測れるものではない。高額なスポーツカーやラグジュアリーカーを簡単に買うことができるセレブ層がこぞってエコカーを買い求めるのは、それが現代の世相や人々の価値観を反映しているからだ。つまり、エコなライフスタイルであることが「カッコいい」とされる時代になってきたということだ。

 

ひるがえって2輪の場合、4輪に比べて環境対応は遅かったと言わざるを得ない。市場規模が圧倒的に小さいこともあって蔑にされていた部分もあるだろう。もともとが小型で軽量なので燃費性能に優れていたこともある。また、4輪のようにモーターやバッテリーなどのデバイスを収納するスペースに余裕がないため、どうしてもハイブリッド化などは技術的に難しい部分もあった。こうした理由から、昔から電動バイクはあるにはあったが、表舞台に出てきたことはなかった。それが近年、脱化石燃料への波はついに2輪業界にも及び、バッテリーやモーターの小型高性能化や制御ロジックの進歩に後押しされるかたちで、2輪の電動化が急速に現実化している状況だ。

 

電動バイクとはその名のとおり、電気エネルギーを使ってモーターを駆動させて走る乗り物である。従来のガソリンエンジンに例えるなら、燃料は「電気」でそれを溜め込むタンクは「バッテリー」、エンジンは「モーター」という位置付けである。シャーシや操舵系、ブレーキやサスペンションなどの車体まわりは従来のバイクとほぼ同じと考えていい。

 

駆動系はいろいろなタイプがあり、モーターが駆動輪と直結しているインホイールモーター式が現在の主流。エネルギーロスが少なく、構造がシンプルで故障が少ないなどのメリットがあり、スクータータイプのほとんどはこの方式だ。これ以外にも、ホンダのEV-neoのように自動遠心クラッチを採用するタイプや外国製にはチェーン駆動のスポーツバイクタイプもある。

 

電動バイクはガソリンエンジンに比べてエネルギー効率に優れ、ランニングコストが少なくて済むことや、排出ガスを出さずクリーンなこと、電気モーターゆえの静寂性などがメリットとなっている。その点で、時代のニーズにマッチした将来性のある乗り物と言えるだろう。

 

半面、充電時間が長くまだまだ航続距離が短かいこと、パワー不足で速度も遅いこと、無音ゆえに周囲に気付かれにくいなどのデメリットもある。エンジンスクーターや電動アシスト自転車が日常の手軽なコミューターとして普及している日本において、電動バイクならではの魅力をどう引き出していくのかが普及のカギになるだろうし、今後は性能のハイスペック化に伴う法整備の問題も出てくるだろう。

 

かように現在は黎明期にある電動バイクではあるが、今後そう遠くない未来において、モーターサイクルの主役に躍り出る日がやってくるかもしれない。バイク好きとしては、明るい希望を持って今からその動向を見守り続けたいものだ。

 

文/ケニー佐川

 

執筆者紹介
ケニー佐川 (佐川 健太郎)

Web!ke みんなのスクール」校長
モト・マニアックス」代表
ライディングアカデミー東京」校長
MOTOCOM」編集長

国産・外車を問わずミニモトからビッグバイクまで、どんなバイクでも乗りこなすモータージャーナリストとして2輪専門誌等で活躍中。
16歳でホンダ初の2スト50ccスポーツモデル、MB50の“スピードとパワー”に魅せられて以来、バイク歴30年で乗り継いだバイク30台、テストライド経験300台以上。装備や用品、カスタムパーツのテストも数多くこなしてきた。
低速系からサーキットまでライテクに造詣が深く、ライテク関連記事も多数執筆。
メーカー系イベントや各種スクール、走行会などで講師を務める。「鈴鹿4時間耐久ロードレース」や「もてぎ7時間耐久ロードレース」など、モータースポーツにも積極的に参加。MFJ公認インストラクター。米国ケビン・シュワンツ・スクール修了。
愛車はトライアンフDAYTONA675、CB1300SF、エイプ100。63年東京生まれ。
カテゴリー: 電動バイクとは? | コメントをどうぞ